玉川エリア

開発が進む中、豊かな自然にも触れられる玉川エリア。同じ世田谷区でも地域によって、それぞれの雰囲気や土地相場、住宅事情は大きく変わってきます。理想の注文住宅を建てるには土地探しが重要になってきますが、後悔しないためには各エリアの特色をきちんと知っておくことが大切です。

ここでは、世田谷の東南部に位置する「玉川エリア」について詳しく紹介しています。

注文住宅を建てる前に知りたい！玉川エリアの魅力とは

玉川エリアは二子玉川や等々力、用賀などから成る、緑豊かな地域。等々力渓谷公園には東京23区内の中で唯一（※2023年1月時点、世田谷区公式より）の渓谷が、多摩川沿いの台地には東京都指定遺跡である野毛大塚古墳があり、みずみずしい自然と歴史を楽しめます。

自然を感じられるエリアではありますが、最近では二子玉川駅周辺の再開発が進み、急速な発展を遂げています。二子玉川・等々力・用賀の魅力や住宅情報、土地相場をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

ショッピングを楽しめる！多くの人で賑わう「二子玉川」

神奈川県との県境に位置する二子玉川は「ニコタマ」の略称で愛されている街。駅周辺には大型のショッピングモールがあり、たくさんの人で賑わう人気の街です。駅の南側には多摩川が流れており、豊かな自然も魅力。おすすめスポットは150以上のショップが集まっている「二子玉川ライズショッピングセンター」。きっとお気に入りのお店を見つけることができるでしょう。

交通アクセス

二子玉川駅では、東急田園都市線や東急大井町線を利用することができます。交通アクセスには非常に恵まれており、渋谷駅まで10分ほどしかかかりません。その他の都心駅までも乗り換えは1回のみ、時間は30分ほどしかかからないようです。

住宅情報

• 土地相場/306万8760円（坪単価）（※2023年1月時点）
※参照元：土地代データ （https://tochidai.info/area/futako-tamagawa/）

二子玉川駅周辺には、戸建てや団地が集まっています。駅周辺の再開発とともに道路整備も行われ、より美しい街並みに。子供連れの人も多く、主婦層をターゲットにした店舗も充実しています。育児に向いている地域だと言えるでしょう。賑やかなショッピング街と穏やかな住宅街が同居する魅力的なエリアです。

施工事例

シャープさの中に工夫が際立つ住宅

引用元：株式会社ベルクハウス
（https://www.berk.co.jp/voice/27235/）

モノトーンをアクセントにした一戸建ては、外に専用のゲスト用玄関を設けるなど、注文住宅ならではのこだわりを効かせています。

やわらかい間接照明が美しい玄関は、靴箱や壁面収納が充実。あまり広くはない敷地面積の特性を考えて、必要な場所に必要な収納が集められています。リビングルームとダイニングルームはスチールを使った階段で自然に仕切られており、光をさえぎらないので自然光に包まれながら食事やプライベートな時間が楽しめます。

キッチン周りも透明感のある白色を基調に仕上げられており、レンジフードをあえて採用しないことでノイズの少ない台所空間が実現。階段の腰壁をガラス張りにして光を行き届かせるなど、素材を巧みに使った内観も美しく、大きな窓からたっぷりと光を採り込んで、部屋の内外に置かれた緑が美しく輝きます。

土地の狭さも気にならない、空間をフルに活用した住宅はまさに世界に一つだけのオリジナルの家。間取りだけでなく室内もオリジナルオーダーキッチンなどを使って柔軟なデザインに仕上げることが可能です。

多摩川の景色が一望できる住宅

引用元：長浜信幸建築設計事務所　一級建築士事務所
（http://nagahama-archi.s1.weblife.me/
nagahama/works/city/futagotamagawa.html）

二子玉川は多摩川に面していることから、川沿いに眺めの良い家を建てることも可能。土地の広さが狭いぶん、縦方向に面積を拡大することで、オシャレな3階建ての戸建てが仕上がります。

1階のオープンスペースはカフェスペースとしても利用が可能となっており、子供が自由に遊べる空間に仕上がっています。玄関まわりは無駄のないすっきりとした空間に仕上がっていますが、造りつけの本棚収納や川に面した書斎など、家族が思い思いに過ごせるスペースが充実しています。

手洗い場付きのトイレや手すり付きの階段など、安全性にもしっかりと配慮されており、小さなお子さんがいても安心。階段を降りていると、目の前に大きなガラスの窓が広がり、多摩川の広々とした景色が眺められるようになっています。まさに敷地まわりの景観を有効活用した良い例といえるでしょう。

3階建ての家は高めのフェンスで囲うことでプライバシーを確保し、上階層の窓を大きくして光を上からたっぷりと採りこめるように工夫されています。

23区内唯一の渓谷を有する「等々力」

都内では珍しく、等々力は緑豊かな自然を楽しめるエリアです。23区内で唯一（※2023年1月時点、世田谷区公式より）の渓谷「等々力渓谷」があり、レジャーやアウトドアなど自然を好む方にぴったり。桜や梅、紅葉など四季に合わせた美しい景色を楽しめるのも特徴です。二子玉川や用賀のように目立ったショッピングモールはないものの、活気あふれる商店街やスーパーがあるため、生活に不便を感じることはないでしょう。

交通アクセス

自由が丘と二子玉川の間に位置する等々力。渋谷駅まで約15分、新宿駅まで約20分程度しかかかりません。しかし、大井町線しか利用できないため、乗り換えが必要になります。乗り換えは等々力駅からわずか5分の自由が丘駅から可能です。交通アクセスが優れているとは言えないものの、十分利便性の高い地域だと言えます。

住宅情報

• 土地相場/250万0976円（坪単価）（※2023年1月時点）
※参照元：土地代データ （https://tochidai.info/area/todoroki/）

等々力は他の地域ほど人が多くなく、静かでゆったりしているエリアです。緑も十分に感じられる美しい街。駅のすぐ近くに住宅街があり、利便性も抜群です。自然の美しさを維持するため、「風致地区」として指定されています。建物の建築や樹木の伐採など一部の制限がありますが、美しい街並みはもちろん、日当たりが良い点もメリット。住んでいる人も落ち着いており、住民の民度に比例して治安も良いと言えるでしょう。商店街を通じて住民同士が交流できる機会も多いため、新しく移住してきた人でもなじみやすい点が大きな魅力です。都心に位置していますが自然も豊かで、ファミリー層にとっても安心できる街です。

若いファミリーに人気のエリア「用賀」

用賀は、生活の利便性と豊かな自然が両立するエリアです。用賀駅近くには「世田谷ビジネススクエア」があり、ショッピングや食事を楽しむこともできます。また、さまざまなジャンルの店が集う「用賀商店街」も魅力の1つ。公園や美術館といった施設も充実しています。

交通アクセス

用賀駅では東急田園都市線を利用することができます。渋谷駅までわずか12分と都心へのアクセスにも問題ありません。また、東名高速道や国道246号線とも近く、車移動でのアクセスの良さも魅力的です。

住宅情報

• 土地相場/226万4683円（坪単価）（※2023年1月時点）
※参照元：土地代データ （https://tochidai.info/area/yoga/）

玉川エリアの中では、土地の相場価格が控えめです。二子玉川や渋谷といった都心へのアクセスの良さ、利便性、そして豊かな自然。すべて兼ね備えている点が、住民にとって魅力だと言えるでしょう。都心に近い場所に位置していますが、繁華街のように人混みはなく、静かで庶民的な街なので住みやすいという声もあります。子育て中の若い家族や、住環境を重視したいファミリー層に人気のエリアです。

玉川エリアに住む人の声

二子玉川駅は、周辺に清掃が行き届いてとっても綺麗です。東急大井町線と田園都市線、どちらも急行電車が停まる駅。渋谷駅まで急行で約10分、バス路線も神奈川方面、成城学園前、成育医療センター、目黒駅など多数あり、交通手段が多いので便利なエリア。羽田空港路線もあります。施設や店舗も充実しており、高島屋デパート、ライズ、109シネマズ、スターバックスコーヒー蔦屋家電店、世田谷税務署、その他いろいろあって利便性は高いです。すき家、マクドナルド、ラーメン一蘭もありますが、昔ながらの西河製菓店（和菓子）など昔ながらのお店も探すと見つかります。駅直結のライズには薬局や保育施設、病院にこどもクリニック（小児科）もあり、電車、車でも１ヶ所で完結できるのが嬉しい。また、すぐ近くに二子玉川公園（庭園）があり、天気の良い日には子どもと一日中遊ぶことができます。治安も良い地域で、駅の周辺にはビルの守衛さん、ガードマンが目を光らせています。二子玉川は、東急大井町線、東急田園都市線で都心部へのアクセスは申し分なく、大きな公園もあるので、とても住みやすい場所だと思います。

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