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これから注文住宅を建てる方にとって気になるのが、「費用の相場はどれぐらいなのか」ということ。ここでは、注文住宅の費用相場や予算の考え方について紹介しています。世田谷区で建てた場合の相場についても触れているので、チェックしてみてください。
注文住宅を建てる際に費用相場を知ることは大切です。目安がわからなければ計画を立てることすらできませんし、何も知らないまま見積もりを出されるとその価格が適正なのかも判断がつきません。満足のいく家づくりにするためにも、事前に知識を深めていきましょう。
注文住宅の相場は家を建てる場所によって大きく変わります。特に東京は土地の購入場所により相場は大きく変動。インターネット上で情報収集をしたところ、都内における注文住宅の相場は5,600万円程度(土地代を含む)と言われていますが、エリアによって差が大きいためあまり参考になりません。費用相場を知るには、希望のエリアを絞って情報を集めることが大切です。
気になる世田谷区の費用相場は?
土地代が高めの世田谷区では、40坪程度の平均的な大きさの家を建てる場合、一般的には土地代を含めて6,000~7,500万円はかかると言われているようです。そのため価格を理由にあきらめる方もいるようですが、土地の魅力を考え当初の希望より狭くなっても世田谷で家を建てる方も多いそう。狭小住宅を得意とし、限られた土地を上手く活用してくれる会社を探してみましょう。
予算は簡単に立てられるものではありません。住む地域によって土地や建物の相場が異なり、敷地面積や住宅構造によっても価格が変わるからです。ここでは、予算を立てる際の最低限のポイントをご紹介します。
用意できる頭金はいくら?
どれぐらいの頭金を用意できるか考えましょう。一般的に、少なくとも住宅購入額の10%は用意したほうが良いそうです。入居時に必要な引っ越し費用や仮住まい費用などを計算したうえで、頭金にまわせる金額を計算してみてください。
年収と完済までの期間を考える
住宅ローンの観点から資金計画を立てることも大切です。住宅ローンの返済は30年前後と長期に渡るもの。現在の年収や定年後のことも考慮して予算を決めなければなりません。月々どれぐらい返済できるのかハッキリさせることがポイントです。また住宅ローンは各借入先で「返済額は年収の〇%まで」と上限が決められています。一般的な家庭だと年収の20%以内であればゆとりがあり、30%を超えると返済ハードルが高くなるそうです。
予算内で家を建てるコツ
たとえば、使用する資材や設備には安価なものがあれば高価なものもあります。こだわりたい部分とグレードを下げてもいいところをきちんと区別すると費用削減につながるでしょう。そのほか凝った形状を避けてシンプルなつくりにしたり、部屋数を減らして壁を少なくしたりすることも有効です。
費用相場と予算の立て方。まずはこの2つを押さえて注文住宅を建てましょう。世田谷区のように価格が多少高くなるエリアでも、すぐに断念するのではなく条件を少し変えてみるのもアリです。家は長く付き合っていくものなので、気に入った土地に建てるのが良いでしょう。